グラデーションの糸を使って、手縫いをしてみました。
上の写真は完成したものですが、通常の縫い方をすると、このような綺麗なグラデーションには仕上がりません。
 
 

通常どおり縫っていくと、このようなグラデーションになります。
銀ペンで印を付けた所が縫い始めです。
想像していたのと少し違っていたと思います。
表と裏の糸の色が交互に出てくるので、お互いの色が揃っていないと綺麗なグラデーションにはなりません。
 
 
Instagramを拝見していても、グラデーションが気になられる方も多く、ご自身で色々と対策されているようです。
他の方の写真を見ながら、私が一番確実だなと思った方法が、ミシンと同じ縫い方で、表の糸と裏の糸を分ける方法です。
その方法で一度は納得したものの、数日モヤモヤと気になっていました。
そして、ある方法でいけると確信しましたので、その方法を書いていきたいと思います。
 
 
 

使用した糸はエスコードの「麻糸段染め糸」です。
左側の色「花しょうぶ」を使用しました。
ちなみに右側は「あじさい」です。
写真にはありませんが、赤〜オレンジ〜黄〜黄緑のグラデーション色「もみじ」もあります。
どれも素敵な色の名前がついてます。
 
 
 

糸をほどいていくと、虹色のような綺麗なグラデーションになっています。
 
 
 

2本の糸を用意するのですが、あらかじめグラデーションを揃えておきます。
染め具合で全く一緒にするのは難しいですが、できるだけ揃った箇所を選びます。
 
 
 

縫い始めは、左右それぞれ糸を通します。
 
 
 

グラデーションが揃っているのを確認して、コバのところで軽く結びます。
※実験なので、糸止めの一重結びはしてませんが、本来はひと目進めて一重結びをしてしっかりと糸止めをおすすめします。
 
 
 

結んだ後、念のため糸を伸ばしてグラデーションが揃っているかを確認します。
 
 
 

あとは通常通りに縫い進めていきます。
予想通りに、きれいな虹のグラデーションが出てきました。
縫い終わり部分は、通常だと返し縫いをするのですが、グラデーションがずれそうなので、返し縫いはしませんでした。
グラデーションを揃えるために、縫い始めと縫い終わりが同じ箇所になってしまったので、糸がほどけないようにしっかりと止めました。
 
 

グラデーションの仕上がりは、こんな感じになりました。
銀ペンで印を付けた所が縫い始めです。
微妙な箇所も若干ありますが、ほぼグラデーションが揃いました。
 
 
 

念のため比較してみました。
作品の雰囲気によっては、通常縫いのランダムな方が似合っている場合もあると思いますので、仕上がりを想像しながら使い分けると良いかもしれません。
 
 
私自身、手縫いでミシン方式の縫い方をしたことがないので、この方法で縫ってみましたが、ミシン方式の手縫いに慣れている方や、ミシン用グラデーション糸の場合、わざわざ手縫いの必要がないと思いますので、ご自身の慣れや環境に応じた縫い方が一番だと思います。
 
 
今回縫ったものは直径50mm程の円で、それほど距離がないためにグラデーションを揃えやすかったですが、ブックカバーなど距離が長めのものは難しいかもしれません。
 
 
私と同じように、グラデーションを揃えたい気持ちでモヤモヤされている方に、少しでも参考になればと思います。

4+

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。