豆型のレザートレイを、革絞りという技法で製作しました。
     
     
     

    革絞りで使用する木型です。
     
     
     

    絞る前に、革をぬるま湯にたっぷりと浸します。
    繊維の奥までしっかりと水分が染みこむまで、数分間浸します。
     
     
     

    トレイの内側になる革を凸型に反って馴染ませていきます。
     
     
     

    少し引っ張るような感じにするとうまくいきます。
     
     
     

    全体的に凸型に馴染んだら、凹型を重ねます。
    この時に、型からはみ出る革は切っておくと作業がしやすいです。
     
     
     

    底面になる革も同時に絞りますので、先程の凹型を取り外します。
     
     
     

    内側の革の上に底面の革を重ねて、同じ要領で凸型に反って馴染ませていきます。
     
     
     

    型に馴染んだら、凹型を重ねます。
    同様にはみ出た革を切っておきます。
     
     
     

    クランプでしっかりと圧着します。
    日陰でしっかりと乾くまで乾燥させます。
    冬場は気温が低いので、2日程そのままの状態にしておきます。
     
     


    乾燥したら、クランプを外します。
    しっかりと絞ることができました。
    革絞りの技法で一番嬉しいのは、この瞬間かもしれません。
    思わずニヤリとしてしまいます。
     
     
     

    絞るだけでも革は少し硬くなりますが、強く押さえるとへこんでしまうので、裏面に硬化剤を塗って硬くします。
    硬化剤は二度塗りで更に硬くします。
     
     
    —— ここから写真がありませんが、想像しながら読んでみてください。
     
     
    硬化剤が乾いたら、白ボンドを縫って上面と底面を接着させます。
    ゴムのりでも接着はできますが、白ボンドの方が乾燥した時に硬くなるのと、接着時にズレても移動させることができるからです。
     
     
    白ボンドを乾燥させる時は、もう一度木枠に戻してクランプで挟みます。
    そのまま乾燥させると、革の繊維の影響で歪みが出やすいからです。
     
     
    乾燥したら周辺を切り取って縫い合わせます。
    捻を入れて、コバを整えれば完成です。
     
     
    文章が長くなってきましたので、完成した記事は下記に分けています。
    革絞りのレザートレイ — 完成編 — はこちらです。

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