27 May 2017

写真は、今年小学校に入学した息子のランドセルです。
私から息子へ、手づくりのプレゼントです。
息子がまだ小さい時から、ランドセルは自分が作ると決めていました。
写真は製作の元となる型紙です。
多くなるだろうなと思っていましたが、全部合わせると、なんと100点近くもの数になります。
型紙を作るだけでも相当な時間がかかりました。
A4のクリアファイルとフラットファイルが入るようにマチの幅を広くしています。
金具も見慣れた形ではなく、息子と相談しながら少し格好いいものを選びました。
6年生まで大切に使ってくれると嬉しいです。
ランドセルを作り終えて ———
ランドセルを作るということは、想像していたより大変でした。
革の厚さや芯材などの材料ひとつ違うだけで、仕上がり方も違ってきます。
何度か失敗したパーツもありますし、ある意味自分が持っている技術の集大成だなと思いました。
そして、最後の縫い締めた糸を切って完成した瞬間は、とても嬉しかったです。
技術的なことだけじゃなく、色々な意味で記念にもなりました。
自分の子どもの頃をたくさん振り返ることができたし、改めて親からの愛情を感じて、感謝することもできました。
同じように息子からも感謝される親でありたいと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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素晴らしいですね!
記事自体は少し古いですが、コメントさせてください。
ランドセルを作るなんて考えも及びませんでした。
写真を拝見しますと、思ったより製品版のような複雑さがあるなと感じました。
また、縫い目が手作り感あって味があり、自分もやってみたいと思いました。まぁなかなか出来ないんですけどね(笑)
カーンさん、コメントありがとうございます。
ランドセル、自分でもよく作ったと思います。
縫い目は、パーツによってミシンと手縫いを併用しています。
初めて製作したランドセルなので、メンテナンスしながら使っています。
カーンさんも、是非チャレンジしてみてください。