「革の宝石」と呼ばれるルガトーで製作した高級感あふれるレザートレイ

    いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。淡路島で革のモノ作りをしているMarubayashiです。

     


    最近は冬らしい寒さになって暖房が欠かせなくなってきました。
    窓の外では山茶花が綺麗に咲き、鮮やかな色で楽しませてくれています。

     

    オーダーをいただいたレザートレイです。
    一般的なレザートレイは四隅をホック止めたものが多いですが、このトレイは四隅を摘まんだ曲線を生かしたデザインにしています。

    このレザートレイは2枚の革を貼り合わせ、中にアルミの芯材を入れています。
    アルミの芯材を入れる理由としては、
    ・直線部分の形状をしっかりと出せる
    ・四辺の起き上がりを任意の角度に調整できる
    ・しっかりとした重量で高級感が出る
    ・革を水で濡らさなくてもよい
    などがあります。

     


    このトレイに使用している革は、革の宝石と呼ばれる「ルガトー」。
    1873年に創業、ベルギーの「タンナリー・マズール社」で作られた革です。
    伝統的な製法「タンニン鞣し」で作られ、革の表面は艶やかで宝石のような光沢が特徴です。
    「トラ」と呼ばれる濃淡の模様が高級感を演出してくれます。

     


    ステッチはすべて手縫いで仕上げています。
    そして、ステッチの内側と外側に各1本ずつラインを入れています。
    このラインを入れることによって上品さと高級感が増します。
    Marubayashiのこだわりのひとつでもあります。

     


    2枚の革を貼り合わせた断面は、黒に近い焦げ茶色で仕上げました。
    通常は革と同色に仕上げることが多いのですが、重みのある雰囲気にしたかったので、あえて濃い色を選びました。

    貼り合わせた革を折り曲げると、どうしても内側の革がシワになりやすいのですが、作業の順番を変えることにより、シワを軽減しました。

     


    オーダーされた方は占い師の方ですので、占う時のアイテムとして使用されます。
    鑑定される方の人生というものを扱われていますので、トレイもそれにふさわしい雰囲気で演出させていただきました。

     


    レザートレイは四辺の寸法や深さ、形状、使用目的など様々ですので、それに応じた製作をしています。
    市販のものでピッタリとしたサイズや色がない時は、お気軽にご相談ください。
    お客様のご要望に応じたものをご提案させていただきます。

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