11 May 2019

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。淡路島で革のモノ作りをしている「Marubayashi」です。
写真はファスナーの引き手です。
引き手は色々と種類がありますが、これは製品のイメージに合わせて縫わずにカシメで止めています。
切った革の断面はザラついていいるので、綺麗に仕上げていきます。
この作業方法は作り手によって若干の差がありますが、いずれにしても綺麗に仕上げるには意外と手間がかかります。
まずはトコノールという溶剤を付けて綺麗に磨いて表面をならしていきます。その後に耐水ペーパーで軽く表面を整えます。
表面の下準備をした後にコバオールという革と同じ色の顔料を塗ります。顔料は完全に乾くのに時間がかかりますが、それを2度塗りします。
糸で縫っていない小さなパーツですが、意外と手間と時間がかかっています。
写真のように糸で縫っているパーツは、更に手間と時間がかかります。
仕上がった時は本体と同じように達成感があります。
このようなパーツは商品の雰囲気を盛り上げてくれるだけでなく、使う人の気持ちも上向きにしてくれますので、丁寧に仕上げていきます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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