1 Jul 2017

写真は革に穴をあけるための工具「ハトメ抜き」です。別名で「パンチ」と言ったりもします。
木づちなどで上から叩いて革に穴を開けます。
穴の径が大きくなるほど、大きな力が必要になります。
最近は切れ味が悪く、何度叩いても抜きが悪くなってきました。
使ってくるたび刃が丸くなってしまったのでしょう。
刃を研いだのもいつだっのか憶えていないくらいなので、研いでみました。
刃を研ぐ時に使う砥石、高儀(たかぎ)さんの「皮ポンチシャープナー」です。意外と大きいです。
外刃を砥石に当てて10回ほどグリグリ、同じように内刃もグリグリ。最後に内刃を仕上げれば完了、30秒程で研げます。
一般的に刃物を研ぐのは手間がかかります。砥石に水を含ませたり、研ぐための工具に準備するのが手間だったり……。
気分的にも、製作意欲に一時停止かかってしまう時もあります。
だからこんな風に簡単に研げたら便利でいいです。研いだ後の気分もスッキリします。
この「皮ポンチシャープナー」は、3mm〜16mmまで研ぐことができます。
お値段も1,800円程です。切れないハトメ抜きで四苦八苦することを考えれば安いです。
研いだ後は、見違えるほどに軽い力でポンポンと抜けるようになりました。
刃物は常に研いでおかないとダメですね。
ちなみに大きい方のハトメ抜き(φ12mm)は、叩いた時に少しでも力が均一になるように、先端を丸くしておきました。
よく切れるハトメ抜きで作業すると、打つ回数が少なくなって品質も上がます。
もちろんアイテムを作る作業効率も上がって、自分自身の気持ちも良い状態で作業できますね。
下記のサイトでも「皮ポンチシャープナー」は購入できますので参考にしてみてください。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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