10 Jan 2020

いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
淡路島で革を使ったモノ作りをしているMarubayashiです。
レザークラフトをはじめた頃はよく使っていたのに、今はまったく使わなくなった道具をひとつ紹介します。
ブログに掲載するのは恥ずかしいですが、ステッチンググルーバーを使っていた2010年頃の作品です。
ステッチンググルーバーは革の銀面を削ってステッチの溝を掘るので、濃い色の革は中の色が見えてしまうのが気になります。
糸が太い場合は溝にしっかりと収まってくれます。
この作品もかなり前のものですね。日付を見ると2013年でした。
ステッチンググルーバーの代わりに今使用しているのが「溝捻」です。
銀面を削ることなく溝を付けることができます。
写真の溝稔は、溝から溝までの内幅が2mm、溝自体の幅は1mmなので、コバから2.5mmのところに1mm幅の溝が付くタイプです。
今使用している糸はビニモMBTの8番、ミシンと手縫いと両方に使用しています。
太さ的には細い方なので、気になるほど糸は盛り上がりません。
縫ったあとにハンマーで軽くたたけば落ち着いてくれます。
もう使わなくなったステッチンググルーバーですが、革以外の素材や、アイデア、デザイン等を表現するための工具として使用できる気がしています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今後の出展予定はこちらからご覧いただけます。
SNSやショップなどは下記のリンクからご覧いただけます。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。