25 Jun 2020

Marubayashiです。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
この目打ち、子どもの頃に裁縫箱に入ってた記憶があるので、かなり古いものです。
おそらく母親が使用していたものじゃないかと思います。
柄の形状や金属部分の構造から、目打ちと言うより千枚通しのような気もします。
この工具は、革にエッジを付けたり、紙を折り曲げる時にラインを引いたりするのに使用しています。
「レザークラフトで使用する形状ではないですよ」と言われそうですが、気が付いたら使ってた感じです。
至る所がハゲて、持った時の感触がザラザラと心地よくありません。
柄の部分のシール、ロゴなのか商品のシールなのかも分かりません。
木工用の紙やすり#180番で削りながら、赤い塗装を剥がしていきます。
赤い粉がたくさん出るので、直接ゴミ箱の上で削りました。
何も塗装していない木の状態になりました。
革でよく使用する染料「WA」です。
焦げ茶色に染めていきたいと思います。
何回かに分けて重ね塗りします。
深い焦げ茶に染まりました。良い感じです。
トコノールを塗って、木にすり込むように磨きます。
職人さんの道具っぽく大変身しました。
赤い柄の時には気付きませんでしたが、柄の曲線のラインがとても綺麗です。
メンテナンスついでに、金属部分も耐水ペーパー#1000番で軽く磨いておきました。
これからまた長く愛用していきたいと思います。
この記事と同じ方法で、菱ギリもメンテナンスした記事があります。
興味のある方はこちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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