28 Jul 2020

Marubayashiです。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
レザークラフトで、革の表面(銀面)に使用するペンといえば「銀ペン」。
名前のとおり、銀色インクのボールペンです。
このタイプが一番有名ですね。
社名:Schneider(シュナイダー)【ドイツ製】
型式:Schneider K1
プロ用銀ペンと呼ばれているだけあって、中字の程良い太さでとても書きやすいです。
社名:SCHMIDT (シュミット)【ドイツ製】
型式:SCHMIDT-MINE 700 SILBERWEISS
Schneiderと同様に書きやすいのですが、先端の保護キャップはありません。
替え芯を反対向きに入れ直して、収納キャップを閉じることができます。
SchneiderとSCHMIDTの銀ペン、メーカーは違いますが、替え芯のサイズは同じで互換性が有ります。
写真は互いに入れ替えた状態です。
SCHMIDTにゴールドの替え芯も格好いいですね。
以前にもブログで書きましたが、日本製の細い銀ペンを使用していたことがありました。
使用していくうちにインクの出が悪くなり、最終的にインクが出なくなって使用できなくなってしまいました。
SchneiderやSCHMIDTの銀ペンは太くて見やすいので、描いた線の内側を狙って裁断しやすいです。
最近、たまたまネットで見つけたのが「消える白ペン」。
少しインクが多めに出る感じで、書いてすぐは見えにくいのですが、インクが乾くとはっきりと見えます。
パイロットのフリクションと同じで、高温になるとインクが消え、逆に0度近くになると白色が出てきます。
メーカーも型式も分からないこの商品、側面に刻印してある文字も替え芯と同じ白色で読み取れないので、色鉛筆でゴシゴシ擦ると……、
「Tz統州 高温消失毛」と読み取れました。中国製ですね。
銀ペンは床面の凸凹した面には不向きですが、この白ペンはインクはっきりと見えるので、そういった面では使いやすいです。
レザークラフトといえば、銀ペンが当たり前のようになっていますが、一般的なボールペンではダメなのでしょうか?
作業工程はまったく同じですが、一般的なボールペンのインクは時間が経過すると、にじむ場合があります。
革に少しでもインクが残っていた場合、そこから広がっていくおそれもあります。
銀ペンはインクが残っていても、消しゴム等で擦ると消すことができるので、多く使用されています。
※タンローなどの革は消えない場合があります。
記事に出てきた銀ペンは、下記のサイトでも購入することができますので参考にご覧ください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
SNSやショップなどは下記のリンクからご覧いただけます。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。