16 Dec 2017

船のような形をしたペンケースです。
側面から底の部分にかけての部分は、木型を使って、革絞りという技法で立体に成型しました。
※革絞りの技法については過去の記事(ふたつの革絞り)を参照してみてください。
反対側から見るとこんな雰囲気です。
写真では糸が白っぽく見えるかもしれませんが、実際はシルバーのステッチです。
外見から見える箇所の糸は、すべて手縫いで仕上げています。
ファスナーを開けるとこのような形になります。
ファスナーの横幅部分のマチは、仕上がった時の見栄えと縫いやすさから「捨てマチ」という構造にしました。
真横から見ると、全体の丸みが優しい雰囲気を出しています。
底面です。
革のつなぎ目が厚く、ゴツく見えてしまうので、もう少し調整をしてスマートに見せた方が良かったかもしれません。
革絞りの技法を使ったことで、見たことがないような形のペンケースになりました。
2018年は革絞りの技法を使った革製をもっと生み出したいと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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はじてまして。 Instagramからこちらに足を運ばせていただきました。 どの製品もとっても素敵ですね! ちなみに、この革絞りのペンケースさんはまだ商品にはされない予定でしょうか? 初見で不躾な質問をしてしまいすみません…
>まる 様
ありがとうございます。
この革絞りのペンケースは試作段階のもので、使いやすさや強度などを再調整してから商品化する予定です。
木型からの修正作業ですので、少し日数がかかるかもしれません。
商品化できましたら、またInstagramやブログなどでお知らせいたします。