いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。淡路島で革のモノ作りをしているMarubayashiです。

    今回の記事はファスナーの引手交換、主にクラフターさん向けになります。
    記事の最後に動画を載せてますので、時間のない方は飛ばして動画をご覧ください。


    レザークラフトでよく使用する仕立て材料のファスナーですが、開閉する時に手で持つところ「引手」を別のものに交換したい場合がよくあります。



    写真の金属ファスナーは、お店でよく販売されている「玉付きファスナー」の3号サイズです。
    引手がチェーン付きの玉になっていて開閉しやすいのですが、アイテムの雰囲気と合わない場合は、取り外して別の引手に交換します。



    まず、胴体の上に蒲鉾状になっている「柱」という部分を持ち上げて、引手を取り外したいのですが、柱と胴体の間にマイナスドライバーなどを入れてこじ開けると、胴体に傷が付いてしまいます。



    そこで、薄くてある程度丈夫なクリアファイルを利用します。
    クリアファイルを小さく切って、胴体と柱の間に挟み込みます。

    3号ファスナーの場合は隙間が狭いので、少し入れにくいかもしれません。ある程度入ったら左右に動かしながら入れると入りやすいです。
    5号ファスナーの場合はもう少し隙間が広いので入れやすいと思います。



    クリアファイルを奥まで差し込んだら「い切り」という工具で切るようにして、ゆっくりと柱を浮かします(実際に柱は切っていません)。
    そうすると胴体に傷が付くことなく柱が浮いて、引手を取り外すことができます。

    一度で引手が取り出せない場合は、クリアファイルを二つ折りにしてもう一度同じ動作を繰り返します。

    柱を持ち上げる高さは、い切りの握る量で調整してください。あまり高く上げすぎると強度不足になるおそれがあるので、引手が取り外せる最小限の高さがベストです。

    クリアファィルでなくても、画用紙や字消し板でも行ってみましたが、傷が付くことなく交換できました。



    別の引手をセットしたら、胴体と柱をやっとこなどの工具で挟んでしっかりと閉じれば完了です。
    写真の工具は「口金つぶし」という名前の工具で、がま口やファスナーを仕立てる時にとても便利です。


    写真と文章で説明してきましたが、一連の動作を動画で撮ってみました。こちらの方が一目瞭然ですね。

    とても簡単ですので、手持ちのファスナーでチャレンジしてみてください。
    この動画を見て「引手を交換したいけど、手間だし失敗がこわいから止めておこう… 」と思われる方が少しでも減ると嬉しいです。

     


    この記事で使用している工具は、下記のサイトでも購入できますので参考にしてみて下さい。
    ※喰い切りは生産終了品のために形が違います。刃の部分が薄いものをおすすめします。



    ファスナー関係のパーツ(スライダーや留め具)は、YKK社ファスニング製品正規販売店の三協ファスナーさんがおすすめです。
    ▶ https://www.globalstandard.jp/


    最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
    SNSやショップなどは下記のリンクからご覧いただけます。


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