革絞りの技法を使ったコースター

Marubayashiです。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

オリジナルロゴのコースターを製作してみました。

使用している革は2mmと1mmのオイルヌメ。その間にロゴの形をした床革の芯材が入ってます。

 


一番上の革は接着した後に、ほどよく濡らしてヘラでロゴ部分をなぞって形を作っていきます。

この方法は、「革絞り」や「ウェットフォーミング」などと呼ばれています。

大量に製作する場合は治具を作ってプレスした方が早くて綺麗に仕上がると思います。

 

オイルヌメは焦げ茶色ですが、黒の染料でグラデーションをつけて、アンティーク調に風合いを出しています。

コースターなので、冷たい飲み物を置く場合もあるので防水仕様にしています。

まず、糸で縫っていません。縫った方が格好良いのですが、濡れると縫い目から水分が染み込むからです。

 

水が染み込むと、完全に乾燥させないとカビや臭いの原因にもなります。

コースター本体も反りやすくなります。

 


コースターの側面(コバ)は顔料で仕上げているので、染料仕上げに比べて染み込みません。

そして革の表面に専用のクリアラッカーで表面をコーティングしています。

オイルヌメ本来の質感は多少失われてしまいますが、汚れたりシミを防止するために裏面にもコーティングしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


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是非参考にご覧ください。

 

   

 

 

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