革のペーパーウエイトはこうやって出来上がります

Marubayashiです。

いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

 

最近、よく製作しているのがペーパーウェイトです。

糸で縫っていなので、ただ革を貼り付けているように見えますが、意外と工程が多いので製作手順を公開してみました。

 


ペーパーウェイトの中に入っている円柱型の真鍮、重さが215gあります。

重さ215gといわれても分かりにくいと思いますので、身近なもので例えると缶コーヒーのショート缶が190gです。

 

この真鍮を耐水ペーパーの600番で細かな傷をつけるようにして磨いていきます。

磨いたあとは、しっかりと洗浄して水分を取ります。

 


この後に接着剤を塗るのですが、密着しやすいように「ミッチャクロン」という溶剤を下地に塗っておきます。

なんかネーミングが、どこかの製薬会社みたいで気になりますね…。

ミッチャクロンは、軽めに2回重ね塗りします。意外と早く乾燥します。

 


あらかじめ真鍮の円周に革を巻き付けて長さを計測し、接合部分は5mm程重なるような長さで側面部分の革をカットします。

幅は1cmほど広くしておきます。

 


この革は芯まで赤い染料が入っていませんので、カットした面にわずかに裏面の肌色が出てしまいます。

それを防ぐために、肌色部分に赤い染料を入れて、接着した箇所に肌色が出ないようにしておきます。

 


真鍮側面と革にダイアボンドを塗ります。

 


側面に巻き付けていきます。

この時、革が長いようならカットして再調整、短いようなら少し引っ張るようにしながら貼り付けてピッタリと合わします。

 


はみ出している革をカッターナイフでカットしていきます。

カッターナイフの刃と円柱上面をピタリと合わせて平行になるようにカットします。

 


真鍮と革の断面が揃いました。

 


コバに革と同じ色の染料で染めておきます。

この後貼り合わせた時に、コバの肌色がわずかに見えるのを防ぐためです。

 


真鍮の上面と革にダイアボンドを塗ります。

 


接着した面をローラーで圧着してよく接着させます。

 


はみ出している部分をカットしていきます。

曲線にカットするのは難しいので、直線で細かくカットしていきます。

 


カット完了です。側面の革と底面のコバが揃いました。

 


上面も同じようにダイアボンドで接着します。

 


刻印を打つ部分の革をあらかじめ濡らしておきます。

刻印部分は型紙に分かるようにしておきます。木槌で刻印を打ちます。

 


上底面のコバをサンドスティックで整えていきます。

 


側面とコバがきれいに揃いました。

 


コバに革と同じ染料を入れます。

 


コバにトコノールを縫って磨きます。

 


コバがきれいになりました。

 


耐水ペーパーの1000番を用意し、側面全体を軽く磨きます。

「銀面に細かな傷が付くけど大丈夫?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。銀面がなくなるほど削らないので大丈夫です。

 


染料を入れます。

 


側面にトコノールを塗ります。

 


蚊帳ふきんで磨き上げます。光沢が出て、深みのある赤色になりました。

 


側面と同じように上面・底面も耐水ペーパーで軽くこすります。

 


トコノールと蚊帳ふきんで磨き上げます。

 


角はRの大きなフチ稔を使って角を丸めます。

 


フチ稔に熱は加えずに、角に沿わせるようにして丸めていきます。

 


ペーパーウエイトエイトの完成です。

 


封筒や手紙に文字を書く時、書類などの重りなどにご使用ください。

 


スライドショーにしたものをYoutubeにて公開しています(クリックでYoutubeにジャンプします)
こちらも是非ご覧ください。

 

記事に出てきた「ミッチャクロン」や「ダイアボンド」等は、下記のサイトで取り扱っていますので、参考にご覧ください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

   

 

 

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