Marubayashiです。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
写真は、貴重な淡路島レザーを使用したペンケースです。
側面には淡路島レザーのロゴを刻印しています。
ロゴ下の数字はこの牛革に使用された牛の個体識別番号です。
牛の個体識別番号については、最後に詳しくお伝えしますね。
ファスナーは根元まで開くので、ペンの出し入れがしやすく、中に何が入っているのかもよく分かります。
ファスナーを開いた時のこのカーブが凄く気に入っています。
使用しているファスナーは、YKK製のエクセラを使用しています。
スタンダードなものと違い、金属部分が磨かれているので動きも滑らかです。
ステッチは糸の色によって全体の雰囲気が変わりますが、革に近い色で落ち着いた雰囲気に仕立てました。
色は「キャメル」「ブラウン」「ブラック」の3色となります。
サイズは、長さ19cm・底幅4.5cm・高さ6cmとなります。
程良いサイズなので、女性の方でも使いやすいと思います。
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ブラックだけファスナーの金属部分の色が違うんです。
以前にシルバーのファスナーで仕立ててみたのですが、何か雰囲気が違うのです。
革と同じブラックにすると、全体の色のバランスも落ち着いたので、ブラックの革のみ「ブラックニッケル」のファスナーを採用しています。
オーダーメイドの場合は、ファスナーの布地や金属部分の色も指定可能です。
淡路島レザーを使用した商品は、牛の個体識別番号を明記したカードを同梱しています。
カードに印刷されたQRコードを読み取ることで、その牛の出生や飼育された環境などの情報を知ることができます。
表示されたページは淡路島レザーホームページ内の情報ですが、さらに詳しく個体情報を知りたい方は「もっと詳しく知りたい方はこちら」ボタンをクリックすることで、独立行政法人 家畜化医療センターの「牛の個体識別情報検索サービス」にアクセスできます。
一般的な牛革は、革に使用された牛が、どの地域で育てられたかまでは分かることが多いですが、その牛の個体情報までは知ることができません。
淡路島レザーは、牛を育てた農家の方、革を仕立てた作家の方、革を育てる使い手の方をつなぐ、かけがえのない革です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
レザークラフトで使用する道具や参考になる書籍などをAmazon内で紹介しています。
是非参考にご覧ください。
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