Marubayashiです。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回のブログは、半年ほど使用したキーケースをメンテナンスしていきたいと思います。
キーケースに使用している革は、イタリア産の「マヤ」。
革のツヤが増して、ホック部分も色が濃くなって、味わい深い色になっています。
目立った汚れや、深い傷はありません。
内側は、金属の鍵が直接当たる部分が少し黒ずんでいます。
まず、全体をハケでブラッシングしていきます。
ホックと革の隙間や、キーフックの細かなところに溜まったホコリを落とします。
内側の黒ずんだ汚れは、#600番の耐水ペーパー(紙やすり)を使って落としていきます。
黒ずみを削るように、耐水ペーパーをかけます。
他の箇所と同じくらい綺麗になりました。
革の表面のよごれは、消しゴムで軽くこするように落としていきます。
消しゴムでは落としきれない箇所があるので、先程より少し細かい#1000番で軽く削ります。
耐水ペーパーで削った箇所が、白っぽくなっているので、指の腹でこするようにして馴染ませます。
※この方法は、あらかじめ表面に削り加工のある革なので行いました。
内側が綺麗になりました。
真鍮のDカン(左側の金具)が、フックに比べて黒ずんでいるので、金属磨きで磨きます。
金属磨きで使用したのは、お馴染みの「ピカール」です。
革にピカールの液体が付くと、シミになるおそれがあるので、マスキングテープで革を保護しておきます。
細かいところなので、綿棒で使って磨いていきます。
汚れが落ちて、くすんだ色が明るくなりました。
最後に、革の表面をウエスなどで軽く磨きます。
今回は、いつもコバ磨き(革の断面処理)で使用しているもので磨きました。
革の表面のツヤがさらに増して、より味わい深いものになりました。
今回のように、汚れが酷くならないうちにメンテナンスするのが、革製品を長く愛用できるポイントだと思います。
参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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是非参考にご覧ください。
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