「ひょうご皮革総合フェア」&「たつの市皮革まつり」に行ってきました

Marubayashiです。
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毎年11月に開催されている「ひょうご皮革総合フェア」&「たつの市皮革まつり」に行ってきました。

 

「ひょうご皮革総合フェア」&「たつの市皮革まつり」とは?

このイベントは、兵庫県の地場産業として歴史と伝統ある天然皮革の良さがPRされているイベントです。

毎年11月中旬頃に行われ、今年は下記の日程で開催されました。
日時:2018年11月17日㈯ ・18日㈰ 10:00〜17:00(18日は9:00〜16:00)
会場:たつの市総合文化会館 赤とんぼ文化ホール、たつの市青少年館

 

主な内容

ベストレザーニストによるトークショーや革のコンテスト、地元高校らによる革を使ったレザーファッションショーなどが主な内容です。

また、革製品・革の販売、ワークショップなども行われています。

 

ベストレザーニストによるトークショー

今年はベストレザーニスト2018に選出された俳優の吉沢悠さんとタレントの岡田結実さんによるトークショーが開催されました。
※トークショーは18日㈰のみの開催です。

 

ニューレザーコンテスト


革の産地である姫路市とたつの市にあるタンナー(革を製造する業者)が、自分たちの技術を結集した革で競い合うコンテストです。

 


環境問題に対応した革や、最先端技術で加工した革など、様々な革が集結します。

展示されている革は実際に手で触れることができるので、色や手触りなど五感で感じることができます。

 


中には着物のようなインパクトのある革もありました。

 

革と学校とのコラボレーション

兵庫県立龍野北高等学校 総合デザイン科


革を使ったレザーファッションショーを開催し、毎年大好評で新聞にも掲載されています。

 

兵庫県立西脇高等学校

地元西脇の播州織を使ったファッションショーを開催しています。

 

上田安子服飾専門学校
 
バッグや帽子など生徒たちの作品がたくさん展示されていました。

たくさんのアイデアが注がれているのが作品を通して感じることができます。

 

兵庫県立姫路工業高等学校 デザイン科

地元の革製造業者とクリエイターがコラボし、学生がデザインしたものをクリエイターの指導のもと学生の手で製品化されたものがたくさん展示されていました。


動物をモチーフにしたユニークな商品が印象的でした。中には今年のジャパンレザーアワードに応募されていた作品もありました。

 

革工芸


地元の姫路城の革細工も展示されています。手に触れることはできませんが、間近で細かなところまで見ることができます。

細部に至るまで忠実に再現されていて、高い技術を必要とされる作品です。

 

姫路の皮の歴史


姫路の地場産業である皮革の歴史を書籍や製品で展示。伝統ある技術の凄さを感じ取ることができます。

 

地元メーカー

BAN-LC × KOJIMA ジーンズ

たつの産皮革と児島ジーンズのコラボレーション。ポケットの部分が革になった格好いいジーンズが展示。

手触りも良く格好いいジーンズでした。シンプルだけど格好良くディスプレ手されていたのが印象的でした。

靴工房MAMMA


地元たつの市で靴工房をされている靴職人の方の靴も展示されていました。

この方の靴はジャパンレザーアワードを2度も受賞されています。上品で美しく、靴から出ているオーラが凄かったです。

 

兵庫のファッション関連コラボレーション

兵庫県皮革産業協同組合連合会と美樹工業協同組合、兵庫県鞄工業組合がコラボした作品。

ハイからさんをイメージに、革と金属を組み合わせて作られたバッグとブーツ。バッグの金属の使い方の発想が印象的でした。

ニッピの新しい皮漉機

2019年1月発売される新商品の皮漉機「スカイミニ NP-S7」。写真は本体がホワイトですが、ブラックも展示されていました。

第一印象は「小さっ!」です。卓上型のコンパクトサイズで重量も12kg。これだったら一人で移動も可能ですね。

今までの丸刃と違って平刃で漉く構造になっていました。

平刃は消耗品で研ぐようなメンテナンスはなく、メンテナンスフリー。前面パネルやフットペダルもオプションで装着できるそうです。

これから漉き機を考えている方にはとても気になる機械ですね。

 

革製品即売会


会場の中はもちろん外にもたくさんの革製品の即売会が行われていました。

財布やバッグなど各店舗お求めになりやすい価格で販売されていました。

 

ワークショップ


地元の兵庫県立龍野北高等学校総合デザイン科による革細工のワークショップがとても人気でした。

一枚革からいろんな動物が出来上がる革細工で、一緒に行っていた私の息子もチャレンジしました。大人の方も来年の干支の猪にチャレンジされている方も多く見られました。

 

今回のイベント、地元の高校生たちもたくさんの知識と経験を得ることができるすばらしいイベントだと思います。


革が好きな方はもちろん、そうでない方も革について何か新しい発見があるのではないかと思います。

興味のある方は、また来年に参加されてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


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是非参考にご覧ください。

 

   

 

 

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