Marubayashiです。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回の記事は、こだわりのレザークラフト道具をご紹介します。
その道具の名前は「フチ捻」です。
レザークラフトをしない人は、あまりピンとこない名前かもしれません。
名前のとおり、革のフチに捻(ライン)を入れる道具です。
アルコールランプで先端を熱し、革を端をなぞるようにして使います。
上の写真は、普通にミシンで縫っただけですが……、
そこにフチ捻を入れると、このような雰囲気になります。
ラインが1本あるだけで上品な仕上がりになります。
また、フチ稔の幅を少し広くすると、また違った雰囲気に変わります。
作り手によってフチ稔の幅は微妙に違いますが、私の好みは革の端からステッチが2.5mm、フチ稔が1.2mmです。
縫わないアイテムでも、フチ稔を入れると上品な雰囲気に変わります。
革好きな方は、お手持ちの革製品をご覧ください。
ステッチの間隔や、フチ稔の有無などで色んな表情をしていると思います。
フチ稔は装飾的な表現で入れていますが、アルコールランプで熱して革を軽く焼き締めますので、革が硬くなって丈夫になります。
Marubayashiのアイテムには、ほとんどフチ稔を入れています。
一瞬見ただけではよく分からないかもしれませんが、全体の上質な雰囲気を出すためにこだわった大切なラインです。
記事で紹介したfrontier製のフチ捻は、現在入手しにくいようです。
他にもたくさんの種類が販売されていますので、参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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