Marubayashiです。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
「ウェットフォーミング(革絞り技法)のペンケース」、5回にわたって掲載しましたが、今回が最後の完成編になります。
1回から4回はこちらをご覧ください。
革の表面を耐水ペーパーで軽くヤスリがけします。
普通はこんなことしませんが、ちょっと実験をかねてます。
ヤスリのかけ方や強弱で、プエブロのような雰囲気が出せるのではと思いました。
WAで革を染色。茶色・焦茶・黒の3色を塗り重ねてます。
色が乾いたらトコノールで磨いて艶を出します。
深みのある自然なムラに染め上がりました。
ベースの革がワインレッドなので、少し赤みもあっていい雰囲気になりました。
染色に関しては本当に自己流なので、専門の方から見るとおかしな事をしちゃってるかもしれません…。
「胴」と「かぶせ」にはマグネットをあらかじめ取り付けておきます。
内装としてスエードを、同様に胴とかぶせに貼り付けておきます。
写真の撮り忘れでごめんなさい。ここから完成まで一気にスピードアップです。
胴とかぶせを縫っていきます。
縫う箇所は垂直面の近く、ミシンでは物理的に縫えないので手で縫います。
コバにエッジペイントを重ね塗りします。
コバの色は、本体とグラデーションっぽくしたかったので、ブラックにしました。
エッジペイントが乾いたら、コバを整えて完成です。
裏はこんな感じになっています。
今回のペンケースは、2〜3本用のスリムタイプ。
使用されるペンが決まっていたので、マグネット止めにしました。
汎用であれば、かぶせの位置が変動できる差込タイプが良いと思います。
「ウェットフォーミング(革絞り技法)のペンケース」、長くなりましたがやっと完成しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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是非参考にご覧ください。
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